ぜんぶ、フィデルのせい

La faute 'a Fidel (2006)
ぜんぶ、フィデルのせい
監督:ジュリー・ガブラス
出演:ジュリー・ドパルデュー、ニナ・ケルヴェル、バンジャンマン・フイエ

70年代のパリ。9歳のアンナは、名門カトリック女子小学校に通う女の子。
パパはスペイン貴族出身の弁護士、雑誌「マリー・クレール」の記者のママはとてもおしゃれ。
やんちゃな弟のフランソワ。大好きな乳母がいて、 まさにお嬢様の生活だった。

ところが、スペイン・フランコ政権の影響でおじさんが亡くなり、おばさんといとこが
引っ越してきたから、大変!パパとママは突然社会的良心に目覚めて、
ボランティアのためチリに行ってしまう。
そこからアンナの生活は180度変わってしまったのだ。

フィデルとは、キューバのカストロ議長のこと。1970年代の激動の時代を
9歳の女の子の目を通して、映し出していく作品。

共産主義思想やフェミニズム運動を非難するものではなく、
社会の理不尽さや、大人の納得の行かない理屈に真っ向から立ち向かい、
そして成長していく女の子の物語だ。

アンナの真摯な抵抗には、大人たちも思わず納得してしまう
迫力がある。最後には、さまざまな人種の子供たちの輪に
入って行こうとする彼女の姿が印象的。

監督のジュリー・カヴラスはフランスの巨匠、コスタ=ガヴラスの娘で、
この作品が長編初監督作品である。


flashぜんぶ、フィデルのせい 公式サイト

1月19日より全国順次公開

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