水虫の治療法

治療は塗り薬が中心。爪に入ったらのみ薬が必須です。

水虫の治療

水虫(白癬菌)に効果を発揮する「抗真菌剤」で治療を行います。塗り薬が中心ですが、爪に5mm以上は入り込んだ場合は、塗り薬では完全に菌を除去することは難しくなるので、のみ薬が処方されます。


塗り薬の使い方
皮膚にはクリームタイプまたは軟膏タイプを塗り、爪には液体タイプを断面からたらします。最近は1日1回ですむタイプが主流で、入浴後の清潔な足に塗ります。

さまざまな成分がありますが、人によって効くものが違うので、医師と相談しながら自分に合ったものを見つけます。ひとつの薬にひとつの成分しかはいってないので、自分に必要な成分だけを取り入れることが、市販薬との違いです。


飲み薬の使い方
現在使われているのは、おもにイトリゾール、ラミシールの2種類。ともに作用が強く、高齢者や肝機能に異常がある人は服用できません。

胃腸障害を起こすこともあるため、胃腸の弱い人は胃腸薬を併用することをおすすめします。なお2004年からイトリゾールのパルス療法(1週間多めに服用後3週間休養)が保険適用になったので、詳しくは医療機関へ問い合わせを。


治療目安は、改善後さらに3か月
水虫を起こす白癬菌は、床に落ちた皮膚にすみ着いたままで約72時間は生きつづけるという、とても生命力の強いカビ。症状が治まったからといって、安心して薬をやめてしまう人がいますが、大きな間違いです。


白癬菌は角質の奥にひそんでいて、条件がそろえばすぐに再発します。
菌を根絶するためには、症状が治まってからさらに3か月、トータルで少なくとも半年は続けましょう。


特に、爪白癬の人は住みついた菌は根強いもの。
再発を防ぐためにも、のみ薬を終了してからさらに半年から1年、塗り薬を使っていきましょう。


ただ、一度根絶やしにしてしまえば、その後は1日1回きちんと足を洗うだけで、水虫の恐怖から逃れることができます。

水虫治療薬




病院の治療でできること

水虫の予防と対策

足にはさまざまな皮膚病があり、なかには水虫の症状と似たものがあります。素人判断では区別がつきにくく、市販の薬ではかえって症状がひどくなるものも。疑わしいと思ったら、皮膚科で診断を受けることをおすすめします。

水虫の診察は、皮膚科です。まず、その症状が白癬菌によるものかどうかの検査を行います。
検査は、ピンセットで足の皮膚の皮をほんの少しつまんで取り、顕微鏡で菌のあるなしをチェック。


痛みはほとんどなく、5分ほどで結果がわかります。
皮膚を検査機関に出し、顕微鏡では発見できない菌をチェックする「培養法」という検査法もありますが、結果がでるまで10日前後かかるというデメリットが。病院を選ぶときは、どの検査を行っているか、あらかじめ電話で確認してみましょう。


なお、市販の水虫薬をもともと使っている人は、一時的に表面の菌の活動が抑えられ、正確な結果がでないことがあるので、薬を2週間やめてから検査を受けましょう。

水虫治療薬