レアメタルの代替素材として鉄に注目
レアメタルの代替素材として、鉄が注目されています。
たとえば、自動車では現在の国産の上級車にはハイテン材という鉄が使われています。
これは鉄の構造を原子レベルで操作できます。つまり鉄原子の一部をシリコンやマンガン原子
と置き換えたり、求められる性質を実現するように、結晶の状態を制御したりすることで
軽くて強くて薄くて加工しやすい優れた鉄を作り出すことができる素材です。
こういった技術開発により、チタンなどのレアメタルを使用せず、鉄でそれらレアメタルを
超えられる素材の性能を引き出しています。
比較的容易に入手できる物質にこのような原子レベルでの操作を行うことによって
レアメタルの代替材料が生み出される可能性もあるので、今後の技術開発には
大いに期待したいところです。